前回に引き続き完全独占です.前回の説明に僕自身が不満だったので,改めて違う方法で説明しました.同じことをやってたのですが,ずいぶんイメージは違うのではないでしょうか?理解してくれたのなら良いのですが.
【授業の内容】
今回はあえて前期の復習から始めました.生産者理論を忘れてる人がわりといるのでは?と思ったからです.
独占の問題を前回は数式で「利潤関数を最大化すること」で解いていきましたが,今回はグラフを見て,「限界収入と限界費用の変化から利潤を最大化すること」を説明しました.実はどちらも同じことをやってるんですが,皆さんにとってはどっちがわかりやすかったのでしょうか?
とりあえずこれで,完全競争市場と完全独占市場との比較ができました.どちらの価格が高くて,どちらの生産量が多いんでしたっけ?
さらに完全競争市場と完全独占市場を比較しながら,ラーナーの独占度を説明しました.この辺は集中して聴いてたみたいだからわかったよね.
【課題】
次回は複占をやります.ついにゲーム理論で学んだナッシュ均衡の威力が発揮される時が来ました.というわけで,ナッシュ均衡とはどのような概念だったか,必ず確認しておきましょう.
2007年10月11日木曜日
ミクロ経済学ベイシックⅡ 第5回
ラベル: 2007, ミクロ経済学ベイシックⅡ
2007年10月10日水曜日
経済学Ⅰ 第4回
今日で財政政策はひとまず終わりです.それにしても今日は欠席が多かったです!このまま行くとマズいので中間テストでもやろうかな?
【授業の内容】
まずは前回の復習としてまたも図を描きました.前回は需要の構成要素のうち,消費のみを説明したので,今日は残りの要素について解説しました.
・投資
これは我々は投資と聞くと「財産を株に投資だ!」というイメージを持ってしまいますが,ここでの投資とは主に企業の活動です.投資には「民間企業設備投資(以下,設備投資)」,「民間在庫品増加」,「民間住宅投資」があります.今回は特に設備投資が何によって決まるのかを説明しました.
企業が設備投資をする際には,その投資を行うことで将来得られる利益の収益率と,投資するための資金を調達する際の利子率とのバランスで決まるんでしたよね.つまり,利子率が高ければ企業は投資を控えるし,利子率が低くなれば活発に投資を行うようになります.
・政府支出
政府支出を行う目的は様々でした.経済成長(景気回復)を目的とする場合や,所得の再分配,あるいは公共財の供給そのものが目的である場合もあるでしょう.ケインズ派経済学に則れば,政府支出を増やすと乗数効果により景気が良くなるようですが,さて,いくらでもお金をつかえばつかうほど良いんでしょうかね?
・輸出(と輸入)
輸出を決めるものとしては,まず海外の景気が関係ありそうです.景気が良い国は日本から車や薄型テレビなどをたくさん買ってくれそうですもんね.逆に景気が悪く失業率が高い国はあんまり買ってくれない気がしますね.
もう1つの要因は為替ですが,あまり深くは説明しませんでした.今後の講義で説明することにします.
輸入については輸出の裏返しですから,輸出から想像できそうですね.
最後に,乗数効果の計算を少しやりました.限界消費性向がいくらであれば,政府が支出を何億円増加させると,どれだけGDPが増えるのか計算しました.
このあたりは非常に大事な基礎の部分です.必ず理解しましょう!
2007年10月9日火曜日
基礎総合演習B 第4回
今日はテクニカル分析について,を予定していたんですが,あんまり議論は進展しませんでした.
【授業の内容】
テクニカル分析の発表チームはこの演習では初めての発表とはいえ,もう少し準備をしてきて欲しかったです.僕としては残念です.
そのため,テーマを変えて次回の授業で何について調べるか相談しました.結果,携帯(キャリア)業界を題材に,各チームでどの企業の株がもっとも値上がりに期待できるか予測してもらうことになりました.
以前にも言いましたが,「なぜそう思うか?」という問いに対して「本に書いてあるから」というのは反論になっていません.自分の頭で考える,ということを意識して下さい.
【課題】
各チームが担当する企業がなぜ値上がりすると思うか,その論拠を発表してもらいます.また,ライバルチームの発表については反論を用意しておいて下さい.各チームの発表時間は10分です.
株の本を買っていない人は必ず次回までに買いましょう.