今回は数学というより,経済学に近い内容でした.1次関数,2次関数の平行移動,そして1次関数の傾きの変化がどのような意味を持っているかを説明しました.
【授業の内容】
今回,説明のため,予算線というものを紹介しました.自身の所得で買うことができる商品の組み合わせを示すものでした.この予算線はどのような時に傾きが変わるか,そしてどのような時に平行移動するのか,を説明しました.
数値例で確認したとおり,傾きの変化は実は相対価格の変化を示しています.また平行移動は(実質)所得の変化を示していました.これらの内容は2年次配当のミクロ経済学ベイシックⅠで改めて説明することになります.
また,平行移動のやり方も説明しましたね.1次関数でも2次関数でもやり方は同じでした.ワンパターンだし,覚えやすいですね.
最後に円の描き方もすこし説明しました.経済学では別に出てこないのですが,まぁ教養として知っておいてもよいでしょう.
【注意!】
何度も言いますが,呼び出しを受けた人は全学共通教育センターに通い,年内に担当教員から「OK」を受けてください.本当に苦手な人は複数回になるので,早めにいきましょう.「OK」が年内に得られなければ期末試験の受験資格を失います.
2009年12月4日金曜日
経済数学入門 第11回
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