今日は生産者理論の続きで,メインは損益分岐点と操業停止点だったのですが,復習してたせいで駆け足になってしまいましたね.最近ちょっとみんなの反応が薄くて,どれぐらい理解してるのかわからないので難しいです….
【授業の内容】
利潤,収入,費用の関係などを確認しました.完全競争市場では価格は市場で決められており,個別の企業は価格を決まったものとして受け取ります(ちなみにそのような企業を価格受容者,プライス・テイカーと呼びます).
決められた価格のもとで,企業は“P=MC”というルールに則り生産量を決定します.なぜP=MCなのか,理解できていますか?ここまでは前回の範囲です.今回はここに新たに2つの変数,平均総費用と平均可変費用を図に書き加えることで,図から様々な情報が読み取れるようになりました.その情報とは,収入,総費用,利潤,可変費用,固定費用です.
ケース1から3まで価格が変化することで,企業の利潤がプラス(黒字)であったりマイナス(赤字)であったりしました.また赤字の場合でも,生産を続けた方がマシな場合と,生産を止めた方がマシな場合の2つありましたね.
それらの状況を見分けるポイントが,損益分岐点と操業停止点でした.課題(というより復習)プリントを必ずやっておいて下さい.
2007年6月8日金曜日
ミクロ経済学ベイシックⅠ 第8回
投稿者
水ノ上 智邦
時刻:
16:27
ラベル: 2007, ミクロ経済学ベイシックⅠ
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