今回で生産者理論は一旦終わりです.みんなは説明してると飽きるけど,実際に問題を解かすと目が光るね・・・.説明もちゃんと聴きましょう.
【授業の内容】
前回の復習をするとともに,次の点を確認しました.
・限界費用(の一部)が短期の供給曲線となる.
・限界費用曲線は,平均総費用と平均可変費用のそれぞれ底の部分を通ること.
なぜ底を通るのかピンと来ないという人もいましたが,論より証拠で以前に配った生産費用の表を例に図を書いてみれば良いでしょう.これに限らず,抽象的な説明でわからなければ,具体的な例で考えてみるのです.
この2点の説明を終えた後,実際に問題を解いてみました.ちょっと難しい問題もあったんですが完璧に解いた学生もいましたね.授業時間中に説明できなかった問題も含め,答えをHPからダウンロードできるようにしておきます.(近日中)
その後,生産における短期と長期の違いを説明し,それぞれの総費用曲線と限界費用曲線を説明しました.この長期の限界費用曲線が長期の供給曲線となります.次回からは,この供給曲線と(消費者理論の帰結である)需要曲線を使って話をします.
【テストについて】
そうそう,テストは試験期間外の7/13(金)の講義時間中に行います.なお,今回出席した学生の多数決により,テストは持ち込み不可となりました.一切不可です.
2007年6月17日日曜日
ミクロ経済学ベイシックⅠ 第9回
投稿者
水ノ上 智邦
時刻:
14:05
ラベル: 2007, ミクロ経済学ベイシックⅠ
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