今回は独占の続きで,主に複占の問題を解きました.
【授業の内容】
複占の問題には状況に応じて,4つの解法があります.
・クールノー均衡(同時手番,生産量を決定,敵対的)
・ベルトラン均衡(同時手番,価格を決定,敵対的)
・シュタッケルベルグ均衡(逐次手番,生産量を決定,敵対的)
・共謀(同時手番,生産量を決定,協調的)
このうち上の2つは前回やったので,今回はシュタッケルベルグ均衡と共謀を説明しました.これらは共に,ミクロ経済学ベイシックでは扱わなかった問題です.非常に紛らわしいので,特にきっちりと復習して下さい.
その後,独占的競争の説明をしました.グラフを使って,短期と長期の違いを説明しました.これはミクロ経済学ベイシックでもやりましたね.寡占も既にやったことがあるので,簡単に説明しようと思っていたのですが,タイムアップでした.
【課題】
みなさんちゃんと復習できていない様子です.公務員試験は中途半端に勉強して受かるぐらい簡単な試験ではないので,キッチリやるか諦めて民間を目指すか,そろそろハッキリと区別をつけて下さい.
来週は価格理論です.配ったプリントを必ずやってきましょう.
2007年11月29日木曜日
総合政策演習B1② 第11回
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