前回に引き続き,マクロ経済学について学びました.
【授業の内容】
今回は,前回説明した経済の仕組みを前提に,経済学の変遷(進化?)の歴史を説明しました.
18C後半の古典派から,世界大恐慌後のケインズ派の台頭,そして新古典派の台頭に至るまでの歴史的経緯とそれぞれの学派のエッセンスを説明しました.ポイントは,市場に対する信頼と介入の大きさです.民間側の税負担が重い代わりに政府が大きく介入する大きな政府と,税負担は軽い代わりにあまり介入しない小さな政府という比較もしました.
日本はそういう分類では小さな政府の国です.税金の負担が重いように感じるかもしれませんが,国際的な比較ではかなり税率が低い国です.
また授業の後半では,財政政策と金融政策の基礎についても説明しました.
時間に余裕があればマルクス経済学も(一応,歴史的知識として)説明したかったのですが,無理でした….
2009年5月9日土曜日
経済学A 第4回
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