今回は独占の復習およびゲーム理論,複占です.
【授業の内容】
ゲーム理論には複雑な問題はいくらでもありますが,公務員試験に出てくる問題はかなり基礎的なものしかでないので非常に簡単です.でたらラッキーですね.しかし,その含意は,複占を考える上で非常に重要なもので,複占における企業行動についての理解を深めてくれます.
複占の問題はいろいろありますが,今回は主に最も基礎的なクールノー均衡を解きました.みんな解けていましたが,問題は時間がかかり過ぎていることです.何度も繰り返し解いて,時間を短縮しましょう.
最後に少しだけシュタッケルベルグ均衡の説明をして終わりました.シュタッケルベルグは,展開型ゲームの後ろ向き帰納法(バックワード・インダクション)の考え方を応用したものです.それがわかっていれば,どちらの最適反応をどちらに代入するか混乱しなくてすみますね.
次週はシュタッケルベルグおよび共謀を解説します.
2010年9月22日水曜日
総合政策演習B1② 第2回(9/22)
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿