今回はミクロ貿易理論でした.
【授業の内容】
比較生産費説についてはベイシックでやったのですが,貿易三角形などはやっていなかったため,ほとんど説明になりました.
比較生産費説について理解しておくべきことは,絶対優位と比較優位との違い,そして貿易により国が豊かになるケースとならないケースの違いぐらいでしょうか.
貿易三角形では,生産可能性フロンティア,相対価格,無差別曲線と,これまで学んできたことを駆使して,貿易により効用がどれだけ変化するか,輸出入をグラフでどう表現するかを押さえておかなければなりません.生産可能性フロンティアが直角三角形の場合と円の弧のような形の凸集合であるケースがあります.前者は特化する場合は必ず完全特化(一方の財しか生産しない)になりますが,後者の場合は不完全特化(一方の財を多く作るが,他方の財も少し作る)のケースが多いです.
図がメインなので文章では説明しづらいですね….
次週も貿易理論の続きを説明します.
2010年11月19日金曜日
総合政策演習BⅠ 第9回(11/17)
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