今日はミクロ経済学とはどういうものかを説明しました.
【授業の内容】
経済学Ⅰで学んだマクロ経済学は,一国全体の経済の動きが分析対象でした.一方,ミクロ経済学では経済を構成する一番小さな要素である個々の企業や家計(個人)が,ある状況下でどのように行動するかを分析します.
そのミクロ経済学を学ぶ上で理解しておきたいのがインセンティブという考え方です.授業では環境問題や授業を受ける学生を例にインセンティブを説明しました.今後もインセンティブという言葉はしばしば出てきます.
最後に,ミクロ経済学の地図として,主要なプレーヤーである企業と家計,そして両者が取引をする場所である財市場と労働市場の説明をしました.財という言葉は,経済学では商品やサービスの総称を意味していました.
来週からしばらくの間,財市場における買い手である我々家計の行動を分析します.
【授業の説明について】
評価は期末テストと数回の小テストを基本として,出席や授業での発表により加点して行います.小テストは普通に授業を聞いていたら理解できるような簡単なものです(たぶん).
なお,テキストは指定しません.
2008年4月4日金曜日
経済学Ⅱ 第1回
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