今回は需要の仕組みについて学びました.
【授業の内容】
以前にも説明したとおり,需要の構成要素は,消費,投資,政府支出,輸出-輸入(純輸出)です.
今回はそれぞれの要素が何によって決まるのかを説明しました.
・消費
何が消費を決めるのかについては,以下の3つの仮説を説明しました.
1.ケインズ型消費関数
2.恒常所得仮説
3.ライフサイクル仮説
・投資
投資についても,その原因となる3つを説明しました.
1.利子率
2.アニマルスピリッツ
3.将来予測
・政府支出
政府支出は政府がその大きさを決めるわけですが,果たしてなぜ必要なのでしょう.その理由としてここでは2つを挙げました.
1.市場の失敗による公共財の供給
2.需要不足
・輸出と輸入
最後に輸出と輸入の大きさを決めるものを考えました.輸出と輸入は立場が異なるだけで,ある国からある国へと輸出することは変わりません.そのため,一方さえわかれば,もう一方は簡単に推測できます.
というわけで,日本の輸出を決めるものだけ考えれば良いのですが,それは2つありました.
1.輸出先の景気
2.為替レート
このうち,為替レートについては今後,時間を取ってしっかりと説明します.
2008年10月7日火曜日
経済学Ⅰ 第4回
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