2011年2月5日土曜日

経済数学入門 第14回(1/17)

 今回は行列です.前回に引き続き統計を学ぶためにある程度知ってほしい所です.

【授業の内容】
 まずは「行列とは何か?」をゆっくりと説明しました.僕は高校時代に行列を学び,一応計算はできたのですが,「なぜこんなものを使わなければならないのだろう?」と疑問に思っていました.足し算や引き算はわざわざカッコにくくってやる必要がわからないし,連立方程式も2変数であれば行列を使わず,中学校で習ったようにやった方が簡単だったからです.
 データの整理ということを意識しておくと,なぜこのような計算になるのかが理解しやすくなると思います.行列のそれぞれの行・列(の背景)には意味があるので,かけ算なども必然的にこのような計算方法になります.

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