2009年9月17日木曜日

総合政策演習D 第1回

 初回の今日は,皆さんに予習を指定していなかったので,普段と違ってゲストに来てもらいました.ゲストはすでに内定をもらった4年生の3人です.

【授業の内容】
 というわけで,ゲストに来てもらったので,彼らに自身の就職活動(と公務員試験)について色々尋ねてみました.

 僕は司会をしていたためメモを取る暇がなかったのですが,印象に残っているのは,「大学生活に(単に)これをやった!」だけではアピールにならず,「その過程で,どんな問題に直面したか,そしてそれにどのように対処したか,その経験を企業でどんな風に活かせるのか」を相手に伝えることが必要だ,ということでした.彼らはいずれも目的に向かって努力をしたことが3年生に伝わったのではないでしょうか.

 一番反応があったのは,「就職活動に30~40万円かかった」という話でしたね.彼らぐらい力を入れて活動しようと思うと,どうしてもお金がかかってしまうようです.やはり地方の大学のハンデだと思います.ただし,関西に友人とシェアしてマンションを借りたりすると,コストは半分ぐらいになるのではないか,というアドバイスもありました.
 また,本命に落ちたときにどれだけ辛いか,という話では,建前じゃなくて本音の部分がこちらにも伝わってきました.ああいう部分は僕たち教員がいくら言葉で伝えても無駄で,彼らの表情だけで多くのことが伝わったのではないでしょうか.

 最後に質疑応答があったのですが,やはりああいう場面で積極的に質問できる人は強いと思います.逆に質問できなかった人,そして質問が思い浮かばなかった人はちょっと焦った方が良いと思います.授業中,そして授業終了後に質問をした人もやはり女性が多かったですね.全国的な傾向だと思いますが,なぜか女性の方が就職活動はしっかりしている印象です.男の子にはもう少し積極性が必要かもしれません.

 ちなみに昨年も4年生(今春卒業した学年)に来てもらい話を聴きました.その内容は,文章にしているので,こちらも参考に.
http://wwt.bunri-u.ac.jp/mizunoue/DL%20file/practiceD/zadankai.pdf

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