2010年1月9日土曜日

経済数学入門 第14回

 ここでは第14回と書いてあり,レジュメにも第14回と書いてありますが,どうやら本当は第13回のようです.勘違いなのか第2回を飛ばしてありました.まあわかりにくくなるので,このまま行きます.
 今回は確率と統計でした.社会科学をやるなら統計についての基礎的知識は欠かせません.2年次以降に統計関係の講義をぜひ受けてください.

【授業の内容】
 まずΣの意味を説明しました.期末テストでは特に必要ないのですが,今後統計の勉強をするなら必要です.
 続いて,平均値,分散と標準偏差の定義および,それらの計算をしました.平均値はいまさら説明するまでもありませんね.分散と標準偏差というのは,データの散らばりの大きさを測るものです.馴染みのある所では,偏差値にも標準偏差が用いされています(厳密に言うと正規化しなきゃいけないのですが).テストは電卓を持ち込んで構わないので,標準偏差も計算しましょう.
 後半は集合の和と積の説明や,期待値の定義の説明や計算などを行いました.ちなみに平均値と期待値の違いは,前者はすでに起きたこと,起きていることについての平均であるのに対して,後者はまだ起きていないことについての確率的な平均値(の予想)です.

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