2010年1月25日月曜日

経済数学入門 第15回

 今回は行列について説明したのですが,最後までできませんでした.そのため,配布したプリントの3,4ページはテストの範囲から外します.

【授業の内容】
 たった90分で行列の説明するのは無理があるのですが,とりあえず行列がなんのためにあるのか,どのように使えるのかを理解してもらうのが狙いでした.高校で行列を習った人の多くは,行列をどのように使うべきかわからなかったのではないでしょうか.

 さて,とりあえず基本から説明しました.行列の名の通り,行列には行と列があり,それぞれが意味を持っています.
 その後,行列の足し算,引き算,掛け算,逆行列を説明しました.できれば逆行列を使った連立方程式まで説明したかったのだけど.

 今回で経済数学入門は終わりです.2年次以降,経済学を中心とする講義で数学の知識が必要になりますが,これまでの内容をきちんと理解していれば,対応できるはずです.途中でつまずいてしまったら,全学共通教育センターに来て,復習しましょう.せっかく学内にそういう施設があるのだから,使わないともったいないですよ.特に公務員試験を控えている人は,2年次からしっかり基礎を固めていきましょう.

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