2008年9月11日木曜日

経済学Ⅰ 第1回

 今日から経済学Ⅰが始まりました.商科の1年生の人は初めましてですね.

【授業の内容】
 今日は経済学Ⅰの内容であるマクロ経済学とは何かを主に説明しました.マクロとミクロの違いを説明した後,経済成長の目安であるGDPとは何かを具体例で説明しました.
 GDPは国内総生産と訳されますが,正確に言うと「どれだけモノが作られたか?」ではなく,「どれだけ付加価値が発生したか?」を表すものです.
 続いて,三面等価の原則と総支出の内訳を利用して,ケインズ派経済学の立場から,消費税や政府の公共事業が景気にどのように影響するのかを大雑把に図解しました.今日のイメージを理解していれば,今後の講義内容がよりよく理解できると思います.というわけで,来週の冒頭でちょっと復習するつもりです.
 来週は今日出てきたケインズ派以外の経済学説と,それらが登場した経緯を説明します.

【評価についてのお知らせ】
 評価は小テスト(約30点)と期末テスト(約70点)の計100点に加えて,発表による加点を行います.当然ながら合計が100点を超えてしまっても評価は最高で100点です.
 出席はそれほど重視しませんが,2~3回欠席したら内容が理解できないので結局単位を落とすことになると思います.

0 件のコメント: