2007年7月10日火曜日

経済学A 第14回

 今日で経済学Aは終了です.大人数の授業で,かつ出席もあまり取らなかったのに,ほとんどの学生は真剣に授業を聴いていたので,僕としても教えていて楽しかったです.

【授業の内容】
 最終回ですが,社会保険庁から3人の方にお越しいただき,年金についての講義をしていただきました.主に講義して頂いた方は元中学校の校長先生だそうです.やはりベテランですね.緩急のついたわかりやすい講義でしたね.僕も勉強になります.
 さて内容ですが,国民基礎年金には,老齢年金,障害年金,遺族基礎年金の3種類があることがわかりました.年金というと老齢年金ばかりをイメージしますが,障害年金は特にスポーツや交通事故などで学生が障害を負う可能性は低くないので,考慮すべき問題ですね.社会保険庁の方からは具体的なエピソードが聞けました.ああ言う話は,人生経験の浅い僕にはなかなかできないんですよねぇ.学生時代はお金がないから払わない,ではなく,学生納付特例制度を使うべきですね.支払うかどうかは後で決めても良いので,とりあえず学生時代は制度を利用しておきましょう(払うお金がある人は払って良いのですが).
 次に,加入する年金ですが,国民基礎年金は義務的だから当然として,それ以外の2階部分として共済年金厚生年金がありました.この辺の仕組みはややこしいですね.みなさんは働いていないので,学生時代に支払うのは国民基礎年金のみです.
 今日の話でも分かったと思いますが,年金問題は皆さんにとってもかなり身近な話です.僕個人としてはもう少し付け加えたい話もあります.みなさんももっと知りたい部分があるのではないでしょうか.自分の将来に関係あることですので,今日の内容を基礎にして,もう少し調べてみて下さい.

 それでは短い期間でしたが,よく勉強してくれました.テストも楽しみにしています.また学校で会ったら声をかけて下さい.

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