2010年12月11日土曜日

総合政策演習C 第11回(12/9)

 今回は皆さんに企業プレゼンをしてもらいました.

【授業の内容】
 1人が1社をプレゼンするわけですが,その企業を選ぶ上での条件が4つありました.以下のとおりです.
①国内に株式市場に上場している
②業界研究,企業研究を始める前は,その企業の存在を知らなかった
③将来性や魅力があり,その企業に就職したいと思える
④就活サイトを通じてエントリーしている

 時間がある限りやろうと思ったのですが,今回できたのは10人でした.発表を聴く人にはプレゼンした人に対してコメントを記入してもらい,10人のうち上位3人の名前を書いてもらいました.コメントはコピーして,発表者に次回の演習で渡したいと思います.
 今回わかったと思いますが,良いプレゼンとそうでもないプレゼンははっきりしています.
魅力的でないプレゼンの特徴
①事前に準備した文章を読み上げてしまう
 皆さんは教員がテキストをずっと読み上げる講義を寝ないで聴き通す自信はありますか?僕はあまりありません.語りかける講義の方が(中身が同じなら)確実に聴き手を惹きつけることができるはずです.
②相手の反応を見ない
 話すペースが適当かどうかは相手の反応をみればわかります.相手の反応を見てるだけで,ペースが適切かどうかだけでなく,相手が関心を持っているか,など様々な情報が手に入ります.
③1枚のシートに文字が多すぎる
 口頭で伝える内容とシートの文章が同じ場合,おそらく聴衆は文章を読むことに集中し,話を聴かないでしょう.シートには重要なキーワードだけを示し,後は口頭で補足するようにすれば,話に耳を傾けてくれるでしょう.
④発表する練習が不十分
 このようなパワーポイントでのプレゼンの場合,多くの学生はファイル作成にほとんどの時間を費やし,ファイルが完成したら準備ができた気になります.そのため発表する練習をほとんどしないので,本番であたふたすることになります.この最後のポイントは非常に重要です.

 次週はHRやアンケートもしますが,余った時間で今回の続きをします.またランダムに当てるので,いつ当たっても良いように準備しておきましょう.今回当たったのに発表できなかった人は,次回5分以上発表するように.

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