2010年6月5日土曜日

開発経済学 第7回(5/28)

 今回は講師として稲井由美様をお迎えし,「多民族社会グァテマラのくらしと貧困・開発」という論題で講演をしていただきました.普段は理論的なことばかりなので,馴染みのない途上国の暮らしについてなかなか実感が抱けないと思いますが,今回の稲井さんのお話で,途上国で生きるということがどんなものなのか,イメージが膨らんだのではないでしょうか.

 グァテマラという国の話でしたが,これまでに講義してきた内容と関連があることに気づいたと思います.二重経済,余剰労働力と都市への移住,リスクへの脆弱性,プレビッシュ=シンガー命題などです.
 また今後のテーマとして扱う予定の農業,疾病・保健などの話もありました.

 せっかくグァテマラについての基礎知識を得たので,次回のレポートにグァテマラを取り上げるのもおもしろいと思いますよ.

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