2010年10月11日月曜日

総合政策演習B1 第4回(10/6)

 今回は価格メカニズムと余剰分析でした.

【授業の内容】
 今回出てくるワルラス型,マーシャル型,クモの巣理論のいずれもベイシックでやりましたが,そこでは常識的な右下がりの需要曲線と右上がりの供給曲線でしか説明をしていませんでした.そのようなケースではワルラス型,マーシャル型ともに理解しやすいのですが,現実にはありえなさそうな右上がりの需要曲線や右下がりの供給曲線で考えるとややもすると混乱しそうになります.どちらも原則をきっちり理解して適用しましょう.
 クモの巣理論は通常の需要曲線と供給曲線で考え,そこからどちらの傾きが急だと収束するのか発散するのかを図を描いて逐一答えをだしましょう.暗記するのはちょっと怖い気がします.

 今回やった余剰分析は完全にベイシックでやった内容なので特に難しくなかったはずです.そのため,せっかくの機会なので,税金の種類(一括固定税,従量税,従価税)の表現について説明しました.

 次週は余剰分析の発展問題です.

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