2008年4月25日金曜日

ミクロ経済学ベイシックⅠ 第4回

 今日は予算制約下の効用最大化と需要曲線の導出が主なテーマでした.

【授業の内容】
 まずウォーミング・アップとして代替財と補完財の説明を通じて,無差別曲線についての理解を深めました.
 続いて,いくつもの予算線を描くことで,所得や価格の変化が予算線をどのように変化させるか確認しました.ちなみに予算線の傾きは相対価格を意味するんでしたよね.
 予算線が描かれたグラフに無数の無差別曲線を書き込むことで,予算制約下の効用最大化という意味がわかったと思います.効用の最大化は予算線と無差別曲線の接点で実現されます.ここでは言い換えれば,限界代替率と相対価格が等しくなっていると言えます.

 次に,グラフを用いて価格の変化と需要量の変化をプロットすることで,需要曲線を導出しました.価格と需要量は負の相関があるんですね.当たり前と言えば当たり前のように聞こえますね.
 また,同一需要曲線上の移動と,需要曲線のシフトが違うことも確認しました.

 次回はついに弾力性について説明できます.ずいぶん遅くなってしまいました.

 最後にやった小テスト(代替財について説明せよ)ですが,グラフだけで説明がなかったり,説明が間違っていたりで,1割程度の人は正解ではありません.誰でも聞いていれば理解できる問題を間違えているなら,出席している意味はありませんよね.(確かに3限は眠いけど…)

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