2008年4月4日金曜日

ミクロ経済学ベイシックⅠ 第1回

 初回にも関わらず割ときっちり授業をしてしまいました.

【授業の内容】
 今日は初回ということで,まずミクロ経済学がどんな学問であり,具体的にどんな研究があるかを説明しました.タイムリーな例としては,ガソリンの価格や携帯料金なども分析対象となりえます.
 ミクロ経済学とは,経済を構成する最も小さな要素である各企業や家計,あるいは個人の行動を分析します.といっても経済学なので,主に分析するのは財(モノやサービス)市場や労働市場です.例として,どんな企業が儲かるのか?どんな企業は儲からないのか?などもミクロ経済学を知っていれば理解できると思います.儲からない企業よりは儲かる企業に就職した方が良いですよね・・・.
 最後に財市場で決まる価格について考えてみました.「高いものといえば?」という質問に対して予定通り「ダイヤモンド」という答えが返ってきたので,なぜダイヤモンドは高いのか,様々な仮説を検証してみました.それぞれの仮説1つ1つがもっともらしいですが,それぞれの仮説だけでは十分ではありませんでしたね.
 来週は財市場における家計について説明します.

今日のキーワード:インセンティブ,財

【授業についての説明】
 成績は,中間テストと期末テストを基本として,出席や発表を加点して評価します.また「経済数学入門」の単位を取っていない人は,僕のところに至急相談に来ましょう.少なくとも4月中に.

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