2011年4月28日木曜日

総合政策演習D 第4回(4/27)

 今回も黙々と問題を解く.それがSPI2です.

【授業の内容】
 今回の範囲は組み合わせと確率でした.どちらもせいぜい高校生レベルですので,何パターンか問題を解けば,それほど難しくないでしょうね.とはいえ,どちらの問題も,やり方を間違えると時間がかかります.何度も繰り返して,素早く解けるようにしましょう.

 今回のパワポによる気分転換?は,企業の資本関係,フェルミ推定,ブラック企業でした.
 今回紹介した企業同士の資本関係ですが,皆さんあまり正解率は高くありませんでしたね.やはり(当然ですが)学生は消費者目線なのです.早くそこから脱出して,ビジネス目線で企業を見ることができるようになりましょうね.身近な企業で言えば,徳島発のIT企業であるジャストシステム(ATOK,一太郎やホームページビルダー)も,実はキーエンスという企業の傘下にあります.また,皆さんがよく使うコンビニ(ローソンやファミリーマート)のバックにも総合商社が存在します.また,集英社と小学館がグループ企業だなんて驚いたのではないでしょうか?
 続いてフェルミ推定ですが,以前に経済数学入門で少し紹介したから覚えている人もいるでしょう.求められているのは知識だけではありません.常識というべき知識をベースに,論理的な推察力を使い計算することで概数を導くことです.近年,グループワークでよく用いられます.
 最後にブラック企業です.ブラック企業というのは俗称であり,きちんとした定義があるわけではないので,「この企業はブラック企業ですよ」などと具体的には言えません.ただ,一言で表現するなら「コンプライアンス違反の常連企業」と言ったところでしょうか.労働時間が法律を異常に超過している,残業代がまったくつかない,違法行為を強制される,パワハラ・セクハラが日常的,などが具体的な

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