2011年10月3日月曜日

経済数学入門 第1回(9/26)

 経済数学入門は,2年次以降の経済学などの科目で必要となる数学的な基礎について学ぶ科目です.数学が苦手(というか嫌い!)という人も対象にしています.

【授業の内容】
 この授業はちょっと変わっているので,まず授業の仕組みから説明しました.
・評価は中間と期末の筆記試験の合計で決まる(ただし例外あり).
・中間試験の成績が6割に満たない場合は全学共通教育センターに通い,年内に担当者の了解を得る.
・チーム制であり,各チームはリーダーとメンバーで構成される.
・(ほぼ)毎回小テストと課題を出す.
・小テストの結果が悪ければ呼び出しがあり,呼び出しを受けたらその週のうちに全学共通教育センターに行く.

 今回は初回なので,チーム制は採りませんでしたが,早速小テストをしました.

 さて授業の内容ですが,今回は「関数とは何か?」を説明しました.
 関数とは,何かの数字を入れると,何らかの数字が出てくる箱のようなものです.今回はご飯の時に使う箸の本数を例に取り上げました.夕食を一緒に食べる人数が4人であれば,必要となる箸の本数は8本ですね.別に僕が計算方法を説明しなくても誰だってわかりますね.これをハシ関数と呼びましょう.するとハシ関数は次のように表現できます.
f(x)=2x
 ここでは人数をxとしています.f(x)のfはfunction,つまり関数を意味しています.f(x)は,xに数字を入れると,何かが出てくる関数だということです.xに4を入れれば,8が出てきます.
f(4)=2×4=8
という感じです.

 さて,続いてこのグラフも描いてみました.文章では表現しずらいので省略します.

 次回は関数のうち,1次関数と2次関数を復習します.

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