2008年11月6日木曜日

経済数学入門 第7回

 今日は高次関数のグラフの描き方でした.

【授業の内容】
 前回,微分を用いた2次関数のグラフの描き方を説明しました.その方法は,3次以上の関数にも応用できます.

 くどいぐらい言いましたが,ある関数を微分すると,元の関数の傾きが出てきます.それを利用して,傾きが0である点(極値)を求めることでグラフを描いていきます.
 さらに理解を深めるため,増減表と呼ばれるものを書きました.2次関数の時に増減表を使わなかったのに,3次関数では使った理由は,2次関数はU字型か山型のどちらかしかありませんでしたが,3次関数やそれ以上の高次関数では,どのような形になるか,増減表を書いてみないとわかりにくいからです.3次関数はN字型や逆N字型になることが多いですが,必ずそうなるわけではありません.

 授業では結構時間がかかったのに,文章にするとあっという間ですね.

お知らせ
 授業内に告知したとおり,11月17日の講義時間内に中間テストをします.点数が6割に満たなかった学生は全学共通教育センターでしっかり勉強してもらいますよ.そちらではマンツーマンに近い形で教えるので,苦手な人も理解できるよう説明する自信はあります.ぜひ来てください.

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