2007年4月13日金曜日

ミクロ経済学ベイシックⅠ 第1回

今日は「この講義について」を説明した後,少しだけ「ミクロ経済学とは何か?」を説明しました.

【授業の内容】
「この講義について」
 シラバスに付け加える点としては,
・中間(20点)と期末(80点)のテストの点数が評価の基本となる.
・それに出席や授業での発言が加点される.
・1回の発言により欠席回数が1つ消える.ただし,欠席してない場合は発言毎に加点(5点)される.

 テキストはシラバスの通りですが,参考書として,
伊藤・下井(2007)『ミクロ経済学パーフェクトマスター』日本評論社
を挙げました.図書館にもあります.

「ミクロ経済学とは何か?」
 前期は完全競争市場という理想の(というより架空の)世界のもとで,家計(消費者)と企業(生産者)がどのように行動するか?を学びます.マクロ経済学は経済全体を望遠鏡で俯瞰しますが,ミクロ経済学は経済を顕微鏡で細かく観察します. 学ぶ上で障害となるのは,専門用語が多いため,しばらく授業に出てないと何が何かまったくわからなくなる点です.ちゃんと出席して真面目に聴きましょう.
 今日もすでにいくつか専門用語が出てきました.それぞれ確認できましたか?
・市場(しじょう)
・経済主体
・財
・家計
・需要と供給

 後期は完全競争市場という理想から離れ,現実の世界について考察します.が,ずいぶん先の話ですね.

【課題】
1.来週までにテキストのpp.52-59を読んでおく.
2.「経済数学入門」を履修していない人は,4月中に研究室に相談に来る.

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