2007年10月23日火曜日

経済学A 第6回

 今日は為替について学びました.為替が生活と関わる例として外貨預金について説明しました.

【授業の内容】
 今日はまず外貨預金の広告を見てもらいました.ちなみにこちらのウェブサイトを例に用いました.(みずほ銀行)http://www.mizuhobank.co.jp/saving/campaign/gaika_special.html
 ずいぶん魅力的な金利ですが,果たして実際に儲かるのか検証してみました.
 まずは,為替について混乱しやすい円高・円安について考えてみました.円を中心に考えるとわかりにくいですが,1ドル札という商品を買うために何円かかるのか,というように考えてみると,1ドル札の値上げ=円安,1ドル札の値下げ=円高,であると理解できたはずです.
 続いて,為替の変動が我々の生活,そして企業にとってどのようなメリット,デメリットをもたらすのか,場合分けをしました.注意して見てみると,輸入品の値段は為替と連動していることが多いようです.
 さらに為替レートはどうやって決まるのか,についても簡単に説明しました.詳しく理解するためにはもう少し金融についての知識が必要になります.
 ここまで勉強してようやく外貨預金について実際の数値例を説明しました.日本はいまだに低金利なので,外貨預金の金利には目がくらみますね.しかし,外貨預金は高い金利というメリットだけでなく,リスクというデメリットも併せ持っています.また手数料もかかるので,思ったほど儲かるわけではなさそうです.その他にも,預金保険制度の対象外であること,利子所得への課税など注意する点があります.詳しくは先ほどのみずほ銀行のウェブサイトを見てみましょう.
 最後に3つの為替制度を紹介しました.みんな変動相場制が当たり前だと思っていたかも知れませんが,そうでない国の方が多いんですね.

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